今では多くの日本人プロ選手が海外のチームでプレーするようになったサッカーですが、昔の映像などから分かるようにそのプレースタイルがかなり変化してきました。80年代の後半くらいまでは海外でもフィジカル重視というか、体格の良い選手が有利な状況にありました。ごく稀に小柄でテクニックのある選手が出てきても、大柄な選手につぶされる光景が日常茶飯事でした。90年代から2000年代にかけ、チームの平均身長が低くても強いところが出てきて、そのプレースタイルが徐々に浸透していった感じです。これは世界的に戦術や個人技などの情報の伝達が早まり、選手のレベルが上がってきたと同時に画一化されてきたと感じます。結果、それまで重用されていた体格は良いがテクニックが劣る選手があまり出れなくなり、逆に体格問わずスキルの高い選手がほとんどになったのです。  最近はこの傾向に加え戦術理解に長けた選手が重用されていて、今後プレースタイルの主流になる可能性もあります。